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2007年9月 5日

ITU世界トライアスロン選手権ハンブルグ(ドイツ)

2007年8月31~9月2日(金~日)

ドイツ ハンブルグ市

9月2日(日)10時30分スタート

4度目の世界選手権

昨年のローザンヌ(スイス)大会では一ケタが難しい中で思わぬ5位。

今までの世界選手権では29位(クイーンズタウン)13位(ホノルル)一気にジャンプアップの5位(ローザンヌ)

今回も競技者としてその上を狙うのは当然。

だがそればかりを意識すると叶わなくなる事も知っているつもりだ。

今の自分を冷静に判断し、今の力を出しきること。

人間がすること、単純だがそれが難しい。

日本で猛暑のレース(中国ブロック選手権8月19日・地元大会であるさぎしま大会8月26日)をこなしてドイツへ入った。

この時期のハンブルグは毎日が曇り空と雨(日本の秋)。コースの試走も冷たい雨の中で行った。

夏のほてりが完全に冷えきった。

そこからは自分の身体が機能しない状態。

レースなんてできるのか・・・ピリピリとしたとがった気持ちは全く無く穏やかだった。

朝食前に寒い外へ走りに出ても何かしっくり来ない。

水温16~17度の中で泳ぐ気にもならない。

バイク練習で外へ出ても右側走行で車両がビュンビュン飛ばす慣れない道では集中も出来ない。

こんな事で大丈夫?頭の中はそんな状態だったかな。

『必ずレースがしたくなる』それを待つ調整期間だった。

今出来る事は元気が出るようにする事。

そばに行けば元気をもらえる人の所へ常に足を運び英気を養った。

レース前日の調整練習はチームテイケイの八尾監督の出すメニューを田山選手と共にさせてもらった。

後は割り切りだろう。

レース当日は10時30分のスタート。

それまで違うカテゴリーの競技者達を眺めながらコースをまわってきた。

ドイツへ来てやってきた事を通してやっとここでスイッチが入った様子。

スイムからおいて行かれないように食らい付き(スイム17位)、バイクはパワーの違いを感じながらも力いっぱいぶつかっていった (バイク34位:ラップ順位)

ランは今年も次元の違う走りを見せてくれと選手団から言われていた事もあり最初から勝負(ラン1位:ラップ順位)

1kmごとのラップは3分10~15秒。

ところどころで吐く息と共に声が出てしまうほど必死で走った。

後半の7~9kmは足の前面が痙攣しだし動きが悪くなったが、一か八かで屈伸しラスト1kmにこれまでの想いを注ぎ込んでスパート。

ゴール後は国内戦のような余裕はなく、ばったり倒れこんでしまった。

『出し切ったレースができた!』自分ではそう評価している。

メダルまで33秒、トップまで2分17秒・・・これが遠いのか近いのか分からない。

だが、世界一を目指して日々を純粋な想いで当たり前の事を行う。

個人で目指すものだが、これは自分ひとりでは叶わないものでもある。

人のまごころに感謝し、今の環境に感謝し、人としてもっと大きくなれたとき実現するのではないかと思っている。

これからも進化を目指してがんばっていきます!

投稿者 テツロー

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