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2007年12月27日

日本一の後輩達

2007年12月23日(日)

全国高等学校駅伝競走大会

都大路(京都)へ今年も後輩達が全国切符をとり連れてきてくれた。

一昨年準優勝し、昨年は32年ぶりの全国優勝を成しえた後輩達。

こんなに母校の後輩達ががんばる姿がうれしいものなのかと思い知らせてくれた出来事だった。

またその姿が見たくて例年どおりに都大路へ。

自分は高校2年の時には補欠でこの舞台にはいたが走ることなく想いは翌年へつないだ。

その翌年は県予選で敗れ、結局来る事すらできなく都大路は二度と走ることの無い憧れの地となった場所でもある。

そんな舞台へ違った形で後輩達が立たせてくれるのだ。

その頃には思いもしなかった。

2007年、期待新たに乗り込んだ都大路。

しかし当日の世羅高校控えテントをのぞき一転した。

キャプテンで日本人エースである鎧坂選手が前日の最終調整で疲労骨折・・・耳を疑った。

どんな世界でも日本一を獲る事はすべてが一致しなければならない。

『みんなでその区間をカバーしよう』

『まだ試合はこれからだ』

駅伝においては完璧と言えるレースでなければ日本一にはなれない。

その厳しさをみんな知っている。

どう声をかけても慰めにもならなく、今それを言ったらおしまいになりそうで口から出せない。

号砲と共に後輩達は1区から飛び出し、2区でも逃げた。

3区に変わって入った補欠であった黒木選手はそれでも懸命に走ったが、 準エース区間とも言われるこの区間は強豪並み居る選手達に歯が立たなかった。あまりにも彼には酷だった。 誰も彼の走りが悪かったなど思わない。

みな 最後の最後まで走れなかったキャプテンのアドバンテージを埋め合わそうと必死に走る姿は胸に響いた。

岩本監督は『鎧坂の異変に気付く事ができなかった』と悔やみ声を詰らせ応援者へ頭を下げ、その頭をなかなか上げようとされなかった。

その姿は、伝統校であるが上に非情と言えるまでの期待を一心に背負ってきた証だった。

選手は紙一重のところで勝負している。少々の痛みを抱える事は当たり前で、ここまできて走れないなど言う者はいないだろう。

若さ上、高校生であるこの時期は特にそうだ。自分もそうだった、動けなくなるまで、壊れるまで引く事は無い。

何も後輩達にこんな試練を与えなくてもと思うが、ここから王者世羅高校がどう這い上がっていくのかまた応援させてもらおう!

365日の1日に合わせる難しさ。4年に一度の1日にあわせる難しさも。

これが出来るものが日本一、そして世界一なのだろう。

今回は10位だったが、やっぱり君らは日本一の後輩だ。

がんばれ!

そして、ありがとう!

岩本監督、あなたが作り上げた今の世羅高ランナー達は立派でした。

これからもあなたの想いで彼らを導いてやってください。

泣くな!『今日があったから』と思えるときがきっと来るのだから

投稿者 テツロー

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