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2012年7月 3日

七ヶ浜を走って・・・

われわれは3.11の当時から1年間・・・

いや半年はそれこそ大変なことが起こった、東北は大変だと認識をいつも思っていたはずだ。

 

しかし人間は新しい情報を入れると古い情報は薄くなる。

これは仕方のない事なのかもしれない。

しかし、今回仙台へ渡り、復興だの、勇気を与えたいだの自分が、さも力があるような気持ちを持って少なからず望んだ。

仙台市内など、あの震災はここであったのかと思わせるほど、その姿はほとんどなかった。

レース会場の七ヶ浜町は漁村の町。

われわれのトライアスリートは、まさにその海を使い、その周辺で競技が展開される。

あれから1年3ヶ月・・・

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Photo Tayama Hirokatsu(提供)

2年前まで使っていたコースはまだ復旧には至っていなかった

コースを短くし、回数を増やすコースレイアウトへ変更され開催・・・

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必死で復興を進めておられる姿は実によく感じられた。

まだ及ばない地域があるのも事実だ。

以前使っていたコースで行い、震災前を取り戻した形を取りたかった実行委員の思いはあるはずだ。

しかし、津波の傷跡はまだ深い。

スイムはそのまま行われたが、バイクは道路が崩壊している箇所を回避するコースレイアウトと、ランコースは、復興への力としていただけるように、町の間を駆け抜けさせていただく。

選手としては、激坂だらけのアップダウンで大変なコースだった。

きつい、しんどい、体にも負担がかかるコースである。

しかし、目をコースからはずせば、瓦礫などの撤去は行われているが、家の基礎が残っていたり、下半分が空洞の建物などがある。

 

忘れかけた、東北の方たちの深い傷を痛感する。

われわれが競技する姿は勇気や感動を与える!とは言っていただける。

それは選手冥利につきる。

しかし、ここへ来させてもらえるように準備を進めてくださった、宮城県トライアスロン協会や携わる人々の力こそ偉大だ。

 

大好きな仙台。

トライアスロンを通じて、この地の人々にめぐり合えたこと。

私の人生を輝かせるものになった。

これからも恩返しをしていきたい。

『福元さん、優勝してくれてありがとう・・・』

そんな言葉を言ってくださる大会があろうか・・・

私の心にある復活と、仙台(東北)の皆様の復活を勝手に重ねさせていただいた。

違いすぎるのはわかっている・・・私の心にある想いだ。

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Photo Satoh

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Photo Satoh

投稿者 テツロー

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