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2013年6月 8日

片目はなくされましたが・・・

それでも帰ってきてくださった。

お二人の笑顔が再び戻ってきて本当に良かったなと想いました。

長い入院生活から帰ってこられ、これからできることで生活をしていかなくてはなりません。

できることならまた、地元の小学生たちの中に立っておられる姿を見たいなとも思うのです。

 

尾道市の高橋サイクルの高橋さんは、

競輪界を去られた後は、人のために生きているような人生をされる方。

 

退院され、今日会って来た。

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Photo 右は、ちょうど1年前のみやじま大会優勝報告の時

高橋さんは、しまなみを自転車で楽しんでいる方なら、影でお世話になっている。

今のサイクルイベントが普通に行われるようになったのも、高橋さんのおかげだ。

何年も前に、しまなみのサイクルイベントで島の住民とサイクリストが衝突し、痛ましい事故が起こった。

誰が悪いと攻められるような事故ではなく、それでも死者が出たのは運営側であり、頼まれ引き受けた立場であったにもかかわらず、何年も裁判へ行かれていた。

その頃は日常意外で本当に大変そうで、たまに会う私でも眉をしかめてしまうほど。

近年のように、普通にしまなみでイベントが開催されるようになった裏のことではある。

高橋さんは、実は私がトライアスロンを始めた頃から、熱い想いを持って支え続けてくれた人。小さな体で競輪界をがんばられてきたからこその生き様を感じる方だ、その熱い気持ちに何度も支えられた。

そんな高橋さんが昨年秋ぐらいから、どうもおかしいと異変が始まり、疲れだろうと入退院を繰り返された挙句、がんが発覚。

こちらの病院の時はお見舞いにいけていたが、広島市内の日赤へ入院されてからは面会謝絶になり、電話で声を聞けるだけになった。

がんと聞くと最悪の状態を考える。

子供もおられず、自転車関係はもとより、15年以上も近所の小学生の陸上クラブを面倒見られたり、まさに人のために生きてきた人生。

電話口で、「もう自転車屋はできないだろうな・・・」と、寂しそうにこぼされたときは、私は言葉が出なかった。

それからどんどん状態が悪くなられた。

もしものことがあったら・・・

神様を恨みます・・・と、この春まで思ってきた。

片目はなくなり、自転車屋も簡単なことしかできなくなり、私らの競技自転車は扱えなくなります。

想像を絶する日々を乗り超えてこられたお二人のお顔・・・本当に長かったとこぼされた。

 

ただ、今日、笑顔でよりそう奥さんの姿、お二人の笑顔を見ることができ、私のほうが涙をこらえることができなかったのだが(笑

投稿者 テツロー

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